Wave Monitor(データビュアーソフトウェア)TX-View
TEACオリジナルフリーソフトウェア(※会員登録要)
TX-Viewはティアックデータレコーダー全機種で記録したデータファイル(TAFFmatファイル)を波形表⽰し、データの切り出しやテキストファイル等への変換が可能なビューアーソフトウェアです。
※ FFT解析もモニターとして簡易的に⾒ることが可能ですが、解析データとしてPCに保存できません。
TX-View構成図
ファイル読み込み
- WX-9000 / LX-1000 / es8 等のTEAC製データレコーダー製品
- 最大128チャンネル
データ表示
- 波形(チャンネル毎、重ね書き)
カーソル位置データ表示 - FFT(チャンネル毎、重ね書き)
カーソル位置データ表示
- X-Y(任意の2チャンネル)
- 表示区間の統計演算値表示
- カーソル位置のRPM換算値表示
拡大表示
- 2本のカーソルを移動
- Scan / Counter / Time / Mark / Level / Pre
選択による開始・終了位置のサーチ - メモ音声ファイル再生とリンク
ファイル変換と書き出し
- 表示区間の変換
- ASCII / WAV / MERGE / TAFFmat / Matlab / HeadAcoustic /
ATI / UFF / RPC3 / EDF - データ間引き
- 複数ファイル変換バッチ処理
⼤容量データを波形表⽰
全データの傾向を把握するために、最大128チャンネル分のデータをスクロール表⽰でき、記録されたデータのスタートポイントからストップポイントまでの全時間域を画⾯上に再⽣し読み込むことのできます。PCメモリーの空き容量に依存しますので、それ以上の場合は横スクロール表⽰となります。
データ切り出し、および⾳声メモ波形を表⽰・再⽣し切り出し区間を指定
2本のカーソル線をマウスでドラッグすることで切り出しポイントを指定できます。
切り出したデータをファイル変換
市販の表計算ソフトウェアで処理できるASCII データへの変換、間引きデータ出⼒をはじめとして、各種解析ソフトウェアにインポート可能なファイルへ変換することができます。
主な変換可能ファイル
DADiSP 、ASCII 、MATLAB 、ATI( IDEAS )、WAV 、Universal File 、RPC3 などがあります。
詳細は下記をご覧ください。
波形処理機能
波形データのFFT表⽰やXY表⽰、統計演算処理を⾏うことができます。
※モニタリングのみメイン画⾯(複数チャネルの重ね描きも可能です。)
FFT表示
XY表示
データ変換可能ファイルフォーマット
TX-View内ファイルコンバーターAFC NEO展開画面
Original file | 変換元のファイルをフルパスで表示します。[Ref...]をクリックするとフォルダの選択ができます。 ファイル変換形式が[Marge]のときのみ、2つのファイルが選択できるようになります。 |
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Output file | [Ref...]をクリックして変換後のファイルを保存するフォルダやファイル名を設定します。 |
From | 変換の開始ポイントをスキャン数で表示します。手入力、あるいは下部のスライダコントロールで変更が可能です。 |
to | 変換の終了ポイントをスキャン数で表示します。手入力、あるいは下部のスライダコントロールで変更が可能です。 |
Skip | データ間引きのパラメータを入力します。10データごとに1データを抜き出したい場合は、[10]を入力します。 この機能をサポートしていないファイル形式の場合は、<1/1>と表示され数字を入力することができません。 |
Format type of output file | 変換後のファイル形式を選択できます。 |
Channel of original file | |
Channel of output file | チャネル表示をクリックすることで、 |
EXIT | ダイアログをクローズします。 |
CONVERT | 選択された区間のデータ変換を開始します。変換中は |
EXIT | 後述するバッチ処理画面を表示します。 |
LX-1000/WX-9000/WX-7000/LX-100/LXシリーズ、VR-24、GX-1、es8で収録されたファイルのデータ変換
SHORT型
TAFFmat/Text/Wav(16bit mono)/Merge(2ファイルの)/Matlab/Head Acoustics/ATI/Universal/EDF/RPC3
DADiSP | DADiSP(TAFFmat)形式(.dat/.hdr) GX-1の場合、マルチサンプル形式で収録したデータはシングルサンプル形式に変換 |
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ASCII-A/D (TAB) | テキスト形式、A/D値出力、TAB区切り (.txt) |
ASCII-A/D (CSV) | テキスト形式、A/D値出力、CSV区切り(.csv) |
ASCII-A/D (SPACE) | テキスト形式、A/D値出力、SPACE区切り(.txt) |
ASCII-Volt (CSV) | テキスト形式、電圧値出力、CSV区切り(.csv) ただし、HDRの情報によっては、EU(物理)値変換になる場合あり |
ASCII-EU (CSV) | テキスト形式、物理値出力、CSV区切り(.csv) |
16-bit Wave file (mono) | 16bit Wave形式(.wav) ただし、収録チャネル内の任意の1chのみ変換 |
Merge | 2つのTAFFmatファイルのマージ結合(.wav) 同期収録した2つのデータファイルを1つのファイルにまとめるのに使用 |
TAFFmat | DADiSP(TAFFmat)形式 (.wav) GX-1の場合、マルチサンプル形式で収録したデータはマルチサンプル形式に変換 |
MATLAB (Ver.4.x) | 選択された区間のデータ変換を開始します。変換中は |
MATLAB (Ver.6.x) | Matlab バージョン6形式(.mat) |
Head Acoustics | Head Acoustics形式(.hdf) |
ATI-Volt (I-DEAS) | I-DEAS電圧値出力形式(.ati) ただし、HDRの情報によっては、EU(物理)値変換になる場合あり |
ATI-EU (I-DEAS) | I-DEAS物理値出力形式(.ati) |
Universal | UFF58テキスト形式(.uff) |
EDF | EDF形式(.rec) |
RPC3 | RPC3形式(.tim) |
LONG型
TAFFmat/Text/Wav(32bit float mono)/Merge(2ファイルの)/Matlab
TAFFmat | DADiSP(TAFFmat)形式 (.dat/.hdr) |
---|---|
ASCII-A/D (CSV) | テキスト形式、A/D値出力、CSV区切り(.csv) |
ASCII-Volt (CSV) | テキスト形式、電圧値出力、CSV区切り(.csv) |
ASCII-EU (CSV) | テキスト形式、物理値出力、CSV区切り(.csv) |
32-bit Wave file (mono) | 32bit Wave形式(.wav) ただし、収録チャネル内の任意の1chのみ変換 |
Merge | 2つのTAFFmatファイルのマージ結合(.wav) 同期収録した2つのデータファイルを1つのファイルにまとめるのに使用 |
MATLAB (Ver.6.x) | Matlab バージョン6形式(.mat) |
データファイルのマージ
WX-9000/LX-1000の同期記録機能を使用して収録された2つのデータファイルをマージして、1つのデータファイルにすることができます。
注意
- マージにより、一つのデータファイルとして扱うことのできる最大チャネル数は128です。
- LXシリーズで同期記録されたデータファイルのマージの場合、タコ入力チャネルがONの場合は、チャネルとしてカウントされます。
ひとつのタコ入力チャネルあたり16ビットモードのデータ1チャネル分、32ビットモードのデータでは2チャネル分となります。 - マージするスレーブ機のデータファイルの区間は、マスター機のデータファイルの画面表示区間のデータとなります。
- マージ機能では、チャネル選択を行うことはできません。
ソフトウェアの動作するPCの要件
CPU | Pentium4 2GHz 以上(Windows Vista 以前)第2世代 Intel®Core i5 3.0GHz 以上(Windows 7 以降) |
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画⾯解像度 | 1024×768 ドット以上 4GB 以上(Windows 7 以降) |
HDDの空き容量 | 10GB以上(Windows 7 以降) |
OS | Windows 7、8、8.1、10 |
注意
- 上記の要件を満たす全てのPCの動作を保証する訳ではありません。
- ファイルシステムによりPC上で取り扱えるファイルサイズやファイル数が制限されることがあります。
- より多くのメモリーを搭載することで画⾯に表⽰できる時間範囲を広くすることができます。
- メモ⾳声再⽣にはWindowsサウンドシステムが必要です。
- 記録されたメディア上のデータを直接読むためには、そのディスク⽤のドライブがPC に接続されていることが必要です。