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鉄道の動力車操縦者養成教育の判定ツール
運転衝動測定システム
W0080C(判定器)/ W0080M(モニター)
運転衝動測定システム W0080C(判定器)/W0080M(モニター)
鉄道車両の国家試験である動力車操縦者の運転免許取得に向けた実技試験の訓練用に最適なツールです。運転技量が問われるブレーキ操作を、簡単に判定又は表示できます。伝統的な動揺転倒駒技術を、電子計測におけるアルゴリズムに置き換え、ファームウェアでコンパクトにまとめた普及版ツールです。オールインワン構造で取り扱いも簡単にでき、各鉄道会社様の運転者訓練養成所等でご利用いただけます。

※「運転衝動計/W0080C」は、国土交通省より鉄道の動力車操縦者養成所の公式試験ツールとして認められました。
※有限会社ワットシステムと公益財団法人鉄道総合技術研究所殿が、共同で転倒係数のデジタル演算処理手法、及び、その測定方法で特許を取得しています。

W0080C 判定器

  • 半導体加速度センサーを内蔵し、転倒係数を基準にした8段階のランキングで判定します。
  • 単三充電電池×6本で20時間以上使用できます。
  • 車両床面の進行方向に設置後、電源投入し、衝動ボタンを押すだけで8段階のLED表示器で判定結果が得られます。
8段階のLED表示器
8段階のLED表示器

W0080M モニター

  • 常設型の運転衝動モニタです。運転手の訓練用車両に常設して、計器の1つとして見ながら運転できます。
  • 表示器にLEDバーグラフを採用。転倒係数を基準にした20段階のランキングをリアルタイムでモニターし、衝動の大きさを監視できます。
  • 電源は、DC9~12V
  • 加速度センサーは、内蔵型と外置型が選択できます。
20段階のLED表示器
20段階のLED表示器

転倒係数

幅20㎜、高さH=50㎜が一定で、厚みB=6㎜から13㎜まで1㎜毎にある金属角柱の倒れ易さの原理を利用して衝動を測ります。
転倒係数Kはモーメント比(K=B/H)で表されます。

※転倒係数のデジタル演算処理手法は、有限会社ワットシステムと公益財団法人鉄道総合技術研究所殿の共同で特許を取得しています。

判定ランク 1 2 3 4 5 6 7 8
高さ(Hmm) 50 50 50 50 50 50 50 50
厚み(Bmm) 6 7 8 9 10 11 12 13
転倒係数(K) 0.12 0.14 0.16 0.18 0.2 0.22 0.24 0.26