オールインワンタイプ計測用レコーダー
振動や回転数などのデータと同時に、動作状況の映像を記録することで、設備の状態をより正確に監視・診断することができます。データと映像を同期記録させることによって、生産性の維持や不具合原因の追究、故障の予防、劣化の予測、点検間隔の最適化、寿命の推定など、さまざまな方面にお役立ていただけます。
日常生活におけるさまざまなシーン、例えば睡眠時や運動時、緊張を強いられる場面や安静時などの筋電・心電・目の動きといった生体信号データは、研究機関のみならず各種産業でも応用されています。VR-24はこれらの生体信号データを被験者の動作映像と同期させて記録することが出来ます。小型・軽量という特長を活かし、限られた場所で動作を妨げることなく、実情に近い環境下で計測することが可能です。
フィールドデータレコーダーVR-24は、自動車・鉄道などの輸送機器において
騒音・振動などの信号を記録する計測用データロガーで、
映像信号を同期して記録することが可能です。
あわせてCANロガー的に自動車内で使用される制御用ネットワークCANの記録が可能。
さらに位置情報取得のためのGPS、 速度・距離などのパルス信号も同期記録が可能です。
※多チャンネルをご希望の場合は、インテグレーテッドロガーLX-1000：4～64ch、
ワイドバンドデータレコーダーWX-7000：8～128chをご検討ください。
スタンドアローン、オールインワンで
同期記録実現
自動車関連のNVHテストにおいて必要なアナログ信号に加え
映像信号、CAN、GPS、パルス信号を同期して記録することが可能です。
すべての入力信号が同期して記録！
優れたポータブル性
フィールドユースのための持ち運びを考慮し、キャリングケースをオプションで用意しました。
直感的な操作
セットアップ
どの項目を設定するかグループ毎に並んだアイコン形式のわかりやすいメニュー構成となっています。
トップページにて現在の設定値、記録可能時間などの設定条件が確認できます。
タッチパネルコントロールに対応した分かりやすいユーザーインターフェースで直感的な操作を実現。
記録された映像、アナログ信号は画面上で再生し確認できます。
接続
VR-24はセンサーへの定電流供給ができます。
よって定電流供給型の加速度センサーやマイクロフォンはVR-24に直接接続することができます。
別途シグナルコンディショナー等アンプを必要としません。
記録
同じ設定条件で記録する場合、単にRECORDボタンを押すだけで記録待機状態になります。
再生
再生のためのアイコンをクリックし映像、アナログ波形、バーメーターを選択します。
FWDボタンを押すと最後に記録されたデータファイルを再生します。
高周波数帯域に対応
様々なNVH計測に対応するため、可聴音域を超える40kHz帯域の記録に対応しました。
低い周波数の振動から高い周波数の騒音まで2chの映像信号とともに、このデータロガー1台で記録できます。
EV/HEVやダウンサイジングによるターボチャージャーなどの高帯域信号記録の要求に対応します。
VR View
VR-24で記録されたデータのビューワーとしてVR Viewを標準ソフトウェアとして用意。
CFast、SDHC※カードに記録された映像信号・アナログ信号・CAN・GPS・パルスデータを
1画面上にすべて表示、再生することができます。
サポートOS
※SDHCカード使用時は映像信号の記録はできません。
VR-24スタートパック
新価格：798,000円（税抜）
VR-24にアクセサリー、オプションをまとめたスタートパックを用意しました。
キットで購入いただければ、すぐに計測が開始できます。
キット構成
VGAもしくはHD（ご発注時選択）
5mもしくは10m（ご発注時選択）
