事例
風力発電 低周波騒音・振動収録システム
AQ-VUは、騒音、振動、風速等のアナログ信号に風車の回転状況や計測場所の周りの状況映像もあわせて記録することができます。
交通騒音測定:騒音データと映像データの同期収録
道路振動測定:騒音データと映像データの同期収録
ビジュアルデータレコーダ AQ-VUと振動レベル計 VR-6100 (株式会社 小野測器製) を組み合わせることで、振動データに同期した映像を収録・再生することができます。これにより、例えば無人・自動での 騒音測定の際に、振動変化が何に起因しているのか、その原因を視覚的に確認することができます。
エレベータのメンテナンスなど
エレベータやエスカレータなどの設備においては、高度で広範な専門知識を持ったサービスマンによる、定期的かつ適切なメンテナンスにより、安全・安心な環境が保たれています。また、ビル・工場内の空調 / 配管などの各種設備も、環境問題・老朽化・耐震にも考慮しながら、メンテナンス専門知識以外での多くの情報を元に修繕していく必要がでてきます。
目に見えない・人の入れない隙間や、現象を特定するまで見張っていなければならない場所など、「原因の特定に至る、もっと便利で簡単な方法は?」とお探しの方は多いのではないでしょうか?
エレベータなどの設備メンテナンスの課題点
- 故障などのトラブルや予期せぬアクシデントを未然に防ぐ必要がある。
- もし、問題発生した場合、原因を確実に探し、問題解決すること。
製造ラインの振動検知による映像監視
製造ラインにおいて、製品を計画通りに生産し、市場へ提供することが重要です。基板マウンター装置では、部品の小型・軽量化に伴い、何らかの原因で過剰な振動が発生すると、部品実装に影響する可能性を秘めています。もし、過剰な振動が発生した場合、その際の映像が残っていることで、過剰な振動の原因を探し出す時間が短縮できます。
製造ラインの振動検知による映像監視の課題点
- 製品に悪影響を与える振動が発生した時の振動データと映像を保存
- 振動データと映像は同期していることが必要
自動車運転時の振動データと映像収録
自動車の開発において、走行時の振動試験は重要な試験項目です。想定外の振動が検出された場合、その原因が運転操作の問題なのか、道路や気象などの外部要因なのか、各部品の問題か、探し出す必要があります。振動データに対する映像を同期収録することで原因を探し出す時間が短縮できます。数km/h~100km/hに及ぶ走行テストでは、m秒単位の同期収録の精度が必要です。
自動車運転時の振動データと映像収録の課題点
- 過剰な振動時の振動データと映像を残したい
- 振動データと映像は同期していることが必要
映像と同期した運転者の生体データ測定
飲酒運転での事故が大きな問題として取り上げられています。運転をおこなう人間の生体信号を計測することは、多くの研究機関で行われています。例えば、渋滞や天候変化における運転者 (ドライバー) の心理変化、車庫入れやカーブ操作時の筋肉の動き(筋電)の計測があります。このような研究では、映像を同期させて収録することが求められてきました。ビジュアルデータレコーダAQ-VUと小型生体アンプBA1104の組み合わせで、運転者の生体データを測定します。
ドライバーの生体信号収録の課題点
- 筋電、心電、目の動きの生体信号データと同期した映像を残したい
- 自動車という限られたスペースでの計測ができることが必須である
※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。