SONY SIR1000 リプレース情報
SONY SIR-1000をご利用の皆様
WX-7000データレコーダーは テストと計測で幅広く使用されているSONY SIR1000との置き換えが可能です。WX-7000シリーズはSIR1000と類似の使用方法となっており、最先端の技術を用いて信頼性、機能性を強化しています。 最近では、本来の目的であるデータ収録としてではなく、バックアップ用途として利用されています。
テープメディア(AIT)に代わる収録メディアの提案
RDXディスクドライブとSDHCカードが収録メディアとしてご使用頂けます。 RDXはディスクベースのストレージシステムです。SDHCカードは収録メディアとして最も使用されている記録メディアです。
            RDXリムーバルカートリッジシステムは主にサーバーのバックアップシステムとして利用されています。頑丈な対振動構造設計となっています。今後も標準バックアップメディアとして供給され、また入手も容易です。
            SDHCカードはよく利用されている記録メディアのひとつです。ほとんどのPCはSDHCカードに対応しており、入手も容易です。

収録時間の大幅な増加 [Sony SIR-1000 の72倍]
1TBのRDXディスク使用時において、WX-7000はSONY SIR-1000の72倍以上の収録が可能です。長時間の計測データ収録でもディスク交換の必要はございません。

多チャンネル 広帯域に対応 [10kHzで128チャンネル収録対応]
128チャンネルの収録時でさえ、WX-7000は10kHz帯域の収録が可能です。 また20kHz帯域では64チャネルに対応しています。
ワイドダイナミックレンジと高分解能
ワイドダイナミックレンジと高分解能は過渡現象を収録するために余裕を持ったレンジ設定を提供します。
 
             
            データ消失防止対策
電源の瞬停や不慮の電源喪失に備え、データの消失を最小限にする仕組みを採用しました。
               WX-7000 は1分ごとにデータのクローズ処理を行います。

より確実性を求める場合は、停電時に接点信号を出力するUPSを併用することで、より確実にデータを保存することが可能です。
               停電を検知したUPSから接点信号を受けると本体が自動的にファイルをクローズして収録を停止します。WX-7000が電源異常を検地したUPSから信号を受け取るとWX-7000が自動的にファイルをクローズし収録を停止します。
TEDSについて
TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)は、計測用センサーに組み込まれたセンサー固有の情報を記述する書式で、IEEE1451.4で規定されています。TEDSセンサーをTEDS対応のWX-7000に接続することによりセンサーの校正作業が不要となり、計測準備時間の短縮が計れます。
トランスデューサー情報が、IEEE標準のTEDSに準拠していない場合は正しい情報を読み取り、表示をおこなうことはできません。
TEDS Ver1.1に対応
収録データに簡単アクセス
収録データはPCでファイルとして読み込まれ、保存されます。
            ファイルフォーマットであるTAFFmatは主要解析ソフトメーカにサポートされています。
| カテゴリー | ソフトウェア | 備考 | 
|---|---|---|
| 汎用 | DADiSP | |
| FlexPro | ||
| DIAdem | ||
| FAMOS | ||
| Matlab | 弊社からスクリプトファイルを提供可能です。 | |
| 騒音振動解析 | LMS Test.Lab | |
| B&K PULSE | 16ビットのみ | |
| タービンテスト | EDAS SIGnal Workbench | 
